富山大学生協 学生委員会
 
受験体験記 推薦生ver.

こんにちは、都市デザイン学部1年の上埜というものです。

そろそろ推薦入試の季節ですね…。推薦入試を受験される方はいかがお過ごしでしょうか。私も昨年は推薦入試の受験生でしたが、この時期は夜遅くまで受験対策をがんばっていました。この記事では私が行っていた推薦入試の受験対策について紹介します。

推薦入試の受験対策は大きく分けて3つあります。小論文・面接練習・口頭試問の対策です。これから順番に紹介していきます。

 

①    小論文 

小論文の書き方は、主に専門学科の先生と現代文の先生に指導してもらいました。私は工業高校の出身で、私の志望学科の分野に詳しい専門学科の先生がおられました。そのため小論文の“内容”はその先生にチェックしてもらいました。文法など“国語的表現”については、現代文の先生にチェックしてもらいました。

小論文対策として、私は小論文の過去問を3題ほど解きました。富山大学だけでなく他大学の過去問からも志望学科と同じような学科の過去問を選んで解いていました。小論文はどんな問題がでるか分からないので、あれもこれもと知識を多く詰め込まないといけないのでは?と考えがちです。私が心がけていたのは、書く内容を一つのテーマ、キーワードに絞り、対策していくことです。小論文を短期間で対策するなら書くために必要な知識の増やし方は、“広く浅く”よりも“ちょっと狭くちょっと深く”をおすすめします。(実際私は小論文対策を1ヶ月弱くらいしかできませんでした…)知識を蓄えた後は、それらを変形させながら問題文に対して最適な解答をつくっていきましょう。

 

②    面接対策

面接練習で大切なことは、次の三つについてある程度明確に答えられるようにすることだと思います。

☑︎  志望動機(なぜこの大学・学部・学科に入学したいのか)

☑︎  大学で学びたいこと

☑︎  将来やりたいこと(大学卒業後の進路)

これは私が高校の先生にいつも言われていたことです。

“大学で学びたいこと”とか“将来やりたいこと”は今考えたとしても入学後に変わる可能性はあります。それでも大丈夫です。現時点での考え、素直な気持ちを答えられるようにしましょう。本番まで何をどのように聞かれるかは分かりませんが、この三つがしっかりしていれば、自信を持って面接に臨めると思います。本番まではできるだけ練習して、メンタルを鍛えていきましょう。

 

③    口頭試問

口頭試問の対策について、私は教科書を見直したり、教科の先生にどんな問題を聞かれそうかアドバイスをいただいたりしていました。教科書は欄外にあるコラムやトピックスを読んでおくと良いと思います。

口頭試問本番で気をつけてほしいのは、聞かれた問題が分からなくても固まってはいけないということです。間違っていたとしても自分の考えを伝えましょう。本当にどうしても分からない場合は、素直に「分かりません」と伝えましょう。ずっと黙り込むのはいけません。負けないでください。

 

長文失礼しました…。受験生の皆さん、つらくなったらまず自分自身を褒めましょう。推薦入試の受験対策は何かと“自問自答”することが続きます。自分の中にしかない答えを探していく課程は、なかなかつらいと思います。だからこそがんばっている自分を真っ先に褒めてあげてほしいです。そして疲れていると忘れがちな周囲への感謝の気持ちを持ち直しましょう。

最後に貴重な時間をこの記事に充ててくださり、本当にありがとうございました。皆様の健闘を祈ります。

マルヤマ (2018/11/11)