富山大学生協 学生委員会
 
受験体験記 推薦生ver
 こんにちは、理学部1年の深水というものです。今の富山は朝と夜の気温差が激しくて毎日服選びがとても大変です...。
 そろそろ推薦入試の季節ですね。推薦入試を受験される方はいかがお過ごしでしょうか。私も昨年は推薦入試の受験生でした。少しでも推薦生の皆さんのお力になれるように、この記事では私が行っていた推薦入試の受験対策について紹介します。
推薦入試の受験対策は大きく分けて3つあります。小論文・面接練習・口頭試問の対策です。これから順番に紹介していきます。
 
①    小論文 
 小論文は、主に専門学科の先生に指導してもらいました。私の志望学科の分野に詳しい専門学科の先生がおられましたので、その先生にチェックしてもらいました。
小論文対策として、私は小論文の過去問を5題ほど解きました。富山大学だけでなく他大学の過去問からも志望学科と同じような学科の過去問を選んで解いていました。質より量。沢山解いて小論文の書き方に慣れましょう。多くの人は、小論文はどんな問題がでるか分からないので、あれもこれもと知識を多く詰め込まないといけないのでは?と考えがちです。そこで、私が心がけていたのは、書く内容を一つのテーマ、キーワードに絞り、対策していくことです。(環境に関することであれば、地球温暖化など)小論文を短期間で対策するなら書くために必要な知識の増やし方は、“広く浅く”よりも“ちょっと狭くちょっと深く”をおすすめします。知識を蓄えた後は、それらを変形させながら問題文に対して最適な解答をつくっていきましょう。
 
②    面接対策
 面接は次の三つについて特に対策しました。この三つについて自分の思いが明確に答えられるようにすることが必要です。
☑  志望動機(なぜこの大学・学部・学科に入学したいのか)
☑  大学で学びたいこと
☑  将来やりたいこと(大学卒業後の進路)
今、学びたいこととか将来とかまた明確に決まってない...という方もいらっしゃると思います。大学で学びたいこととか将来やりたいことは、今考えたとしても入学後に変わる可能性はあります。(ちなみに私は将来の夢が入試の時と180°変わりました。)それでも大丈夫です。現時点での考え、素直な気持ちを誠心誠意伝えられるようにしましょう。無理に作る必要はありません。この三つがしっかりしていれば、自信を持って面接に臨めると思います。
 
③    口頭試問
 私の志望学科は口頭試問がなかったので前年度の推薦生の上埜先輩のお話になります。
口頭試問の対策について、私は教科書を見直したり、教科の先生にどんな問題を聞かれそうかアドバイスをいただいたりしていました。教科書は欄外にあるコラムやトピックスを読んでおくと良いと思います。
 口頭試問本番で気をつけてほしいのは、聞かれた問題が分からなくても固まってはいけないということです。間違っていたとしても自分の考えを伝えましょう。本当にどうしても分からない場合は、素直に「分かりません」と伝えましょう。ずっと黙り込むのはいけません。負けないでください。
 
 以上、私が行っていた推薦入試の受験対策についての紹介でした。先輩たちはこんなに対策していたんだ!と焦る方もいるかもしれないので補足しておきますが、私は試験の一週間前から対策を始めました。(※よいこはマネしないでください)泣きながらたくさん赤字で修正された小論文を書き直した思い出があります...。
受験生の皆さん、勉強に面接の対策...たくさんつらいことがあると思います。そういう時は、まず自分自身を褒めましょう!どうしてその大学に行きたいのか、将来何したいのか、自分の中にしかない答えを探していく課程は、とてもつらいと思います。だからこそがんばっている自分を一番に褒めてあげてほしいです。「今日は英単語20個覚えた!」、「近所の人に挨拶した!」どんなことでもいいです。自分を褒めてポジティブに行きましょう!そして周囲への感謝の気持ちを忘れずに伝えましょう。心の余裕は自分の自信に繋がります。自信満々で入試乗り切りましょう!体調管理も忘れずに!
 最後に貴重な時間をこの記事に充ててくださり、本当にありがとうございました。富山大学の一年生として会えることを楽しみにしています。皆様の健闘を祈ります。

ハセベ (2019/11/10)