富山大学生協 学生委員会
 
共通テスト直前期 体験記

 こんにちは!工学部 工学科 生命工学コースのAlkaneです!ついに共通テストの本番まで1週間を切りました。ここでは、私が去年の本番直前に、実際に行っていたことを3つ紹介します。

 

1.新しい問題に手を付けない
 これは先生からも言われていることかと思います。“自分の実力がどの程度なのか”などといった不安のあまり、本番直前に新しい問題に手を付けると、解けなかったことにより、自信がそがれてしまい、本番で最高のパフォーマンスを発揮することができなくなってしまう恐れがあります。また、知識の消化不良を引き起こし、新たな不安を生むことになります。なので、 直前はこれまで自分がやってきた問題の復習を行いましょう。
 私は特に、スペルの似通った英単語や意味の多い古典単語などの、本番の緊張で混乱しやすいものや、数学の各分野における典型的な解法や化学基礎的な知識といった、出題されたら絶対に失点したくない、時間を余分にかけたくないものの復習に重きを置きました。また、就寝前には化学の知識系の再確認や古語単語などのインプットをしていました。こうすることで知識の定着の効率化を図ることができます。

 

2.頭の中で当日のデモンストレーションを行う
一回、当日の流れを頭の中で把握しておくだけでも、本番での落ち着き度合いに違いが出てきます。実際、私は当日、自分がどう動くのかを、時刻付きで紙に書きだしていました。そうすることで、前日の就寝時間も自然と決まり、当日は余裕を持って行動することができました。
 当然ながらほとんどの教科ごとに休み時間が設けられています。なので休み時間に何をするのかを明確にしておきましょう。私は、その時間に資料の見返しをすると決めてはいましたが、何のどこを見るのかまで決めていませんでした。その結果、ただ漠然と資料を眺めるだけで、あまり有意義とは言えない休み時間を過ごしてしまいました。皆さんには、私の過ちを繰り返して欲しくないので、細部に至るまで取り決めておくことをお勧めします。

 

3. 朝方の生活を乱さない
 最後に、最も重要と言えるライフサイクルについてお話をします。どんなに完璧な状態であったとしても、朝方の生活が確立されていなければ、本番で本領を発揮することは難しいでしょう。私は朝方の生活を維持するために、今日のやることがどれだけ残ろうとも22時には切り上げて、寝床に就くようにしていました。これは本番でしっかり実力を出すようにするためであることはもちろんのこと、風邪をひきやすいこの時期の体調管理にも繋がります。

 

 いかがでしたでしょうか。今読まれている方の、残り少ない時間を過ごす上での足掛けとなれば幸いです。万全な状態で本番を迎え、最高のパフォーマンスを発揮しましょう!!

Alkane (2022/01/11)