受験生の皆さん、こんにちは。
工学部知能情報工学コース1年のマツです。
季節はすっかり冬に移り変わり、街中のイルミネーションが華やかになってきました。

さて、共通テストまで残りあとわずかとなってきました。この時期になると、「何か新しい問題を解かなければ」「もっと特別な対策をしなければ」と焦ってしまう人もいるかもしれません。しかし、私から伝えたいアドバイスは、不安になったとしても新しいことには手を出さず、「いつも通り」を極めることです。私も受験生の時には、直前期に焦って新しく難しい参考書に手を出してしまい、自信を喪失してしまった経験があります。この時期に一番大切なのは、今まで積み重ねてきた自分の努力を信じて、基礎を確実に固めることです。使い古した参考書こそが、本番で皆さんの最大の味方になります。

また、規則正しい生活リズムで体調を整えることも重要です。焦りから夜遅くまで勉強したくなる気持ちは痛いほど分かります。しかし、共通テスト本番は朝から始まります。夜型の生活リズムのままでは、本番の午前中の試験で脳が覚醒せず、実力を発揮できない可能性があります。そして、睡眠不足は集中力を奪うだけでなく、免疫力を大きく低下させます。風邪やインフルエンザにかかってしまっては、元も子もありません。心身ともに万全の状態で本番を迎えるためには、決まった時間に寝起きし、十分な睡眠と食事をとることが不可欠です。

皆さんがベストなコンディションで共通テスト本番を迎え、全力を出し切れることを心から祈っています。
焦らず、気負わず、今までの努力を信じて頑張ってください。
春に皆さんと会えることを楽しみにしています。